ファイバーレーザー溶接
ファイバーレーザー溶接の特徴(AFL―800 ガルバノスキャナトーチ仕様)
- ・薄物溶接に特化したレーザー溶接
- ・圧倒的な溶接スピード
- ・溶接歪を大幅に低減
- ・ハンディトーチ採用で多品種少量生産の対応
- ・CW(連続)溶射による深い溶け込みと細かく精密な溶接ビート
- ・デジタル操作で溶接幅(0.2mm〜5.0mm)設定可能
- ・低出力で溶接後の酸化被膜除去等のクリーニング
ファイバーレーザー溶接(当社機)のメリット
超薄板溶接
ステンレス t0.1〜t4.0、アルミニウム t2.0までの溶接に対応。
薄物溶接をより簡単におこなえます。
圧倒的な溶接スピード
ステンレス | t1.0 2000mm/min (突き合わせ溶接 裏波あり) |
鉄 | t1.6 750mm/min (突き合わせ溶接 裏波あり) |
アルミ | t1.0 1000mm/min (突き合わせ溶接 裏波あり) |
溶接歪みを大幅に低減
極小口径(φ0.025)から照射されるレーザーで局所的に熱を加えることで、従来の溶接方法(Tig溶接等)よりも素早く溶接が可能になり、溶接歪みを大幅に低減できます。
切断機能
ステンレスで最大6mmの切断が可能。
YAGレーザー溶接、TIG溶接との比較
ファイバーレーザー | YAG | TIG | |
溶接ビート | ◎ | ○ | △ |
溶接歪み | ○ | ◎ | × |
溶接スピード | ◎ | ◎ | × |
肉盛り溶接 | △ | × | ◎ |
溶接溶け込み深さ | ◎ | ○ | △ |
気密性 | ○ | △ | ◎ |
溶接焼け(仕上げ処理) | ◎ | ◎ | × |
※ファイバーレーザー溶接はCW(連続)溶射の為、ツルンとした綺麗な溶接面になります。
溶接歪みは、YAGレーザー溶接がパルス制御での溶接で入熱量が一番少ないです。
溶接溶け込み深さは、ファイバーレーザー溶接機の出力が高い為溶け込み量が大きいです。
基本的にTig溶接は、作業者のレベルによって性能差が生まれます。
溶接焼けによって酸洗い等表面処理が必要になるかどうか。
製品詳細
ガルバノスキャナトーチの詳しい説明は、メーカー製作の
動画をQRコードからご覧頂けます。