YAGレーザー溶接
YAGレーザー溶接のメリット
- ・熱が集中し、母材への入熱が少ない為、歪みが少ない
- ・パルス制御で均一な美しい仕上がり
- ・焼けが少ない為、溶接後の「あと工程」が容易
- ・溶接スピードが速い
- ・非鉄金属の溶接が容易にできる
- ・異種金属の溶接が可能
- ・異なる板厚の溶接が容易にできる
- ・溶接溶け込み量の設定が可能
YAGレーザー溶接のデメリット
- ・溶接棒が基本的に使えない(平付けのみワイヤー供給装置あり)為、原則的材共付けになり、
強度的に脚長・ビート幅が必要な製品には使用できない - ・溶接個所に0.3mm以上の隙間があると溶接できない
- ・溶接材料の切断・曲げ加工精度が必要(シャーリング材では難しい)
- ・溶接機・ランニングコストが高価である
- ・眼に対する危険度が高い為、充分な安全確保が必要である
お客様へのご提案
軽量化によるメリット
・コストダウン
・機械のスピードアップ
・省エネ
・メンテナンスが楽(カバー等に応用すること)
・オペレーターの負担減
サニタリー性の向上
・歪みが少ないため、連続溶接が可能になりタップ溶接等でのスキマによる雑菌の心配がな
くなる
・洗浄のしやすさ
強度が必要な製品
・TIG溶接によるタップ肉盛溶接とスキマをうめるYAG溶接との混合も可能です
(当社は薄板のTIG溶接を得意とする為)
加工サンプル
- t0.5 突き合わせ
- t0.4 隅肉
- t3.0 隅肉
- t1.0 枝管
- t1.0 と t3.0
- t0.5 円周
- t1.0 と t3.0 パイプ
- t0.4 と t4.0
- t2.0 と t1.0 パイプ
- φ2 丸棒